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よし、絵を描こう。

落ちぶれ貧乏人がお絵描きに挑戦するブログ。猫成分多め。

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懲りずにチャレンジ。【ミクストメディアで猫を描く。第3弾】1

タイトル通り、オレ的ミクストメディアシリーズ第3弾です。


前回は、実用的な技法や工程を確立するためのデータを取ることが目的でしたが、それを基にあと2回ほどテストしてみて技術のマスターと工程の確立を目指します。
(予定は未定。)

なので新規の画材は原則投入せず、過去に使用実績のあるもののみでやります。
技術面や工程面では、「こうしたほうがより効率的、効果的」と思われるアイデアを逐次盛り込んでやっていくつもりですが。

モチーフは「pro.foto」さんから拝借した画像を若干デジタル加工して使います。
作業経過は次回から公開です。

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ART-Meterに絵を出品してみた。

突然ですが、自分の絵を販売してみることにしました。


無論、いまだ自分の画風はおろか技術さえ確立していないような段階で絵を売るなどおこがましいとは思いましたが、しかし「自分の絵は売り物になるのか?」といった疑念を抑えるのも抗い難く、また他にもいろいろ思うところもあって、思い切って出品してみることにしました。

で、その方法ですが、あれこれ検討した結果、ART-Meterという絵の量り売り(絵の面積で価格が決まる)をやっている所がありまして、こちらにお世話になることにしました。

ここを選んだ理由のひとつには、全くの素人が描く絵にどう値段を付ければ良いのかわからない中で、面積に応じて自動的に値段が決まるシンプルさと、もうひとつは、購入者様とのやり取りの間にART-Meterが入ることで、お互いの個人情報の開示を最小限に留めることができるということがあります。
他の販売ルートだと、どうしても個人情報を大なり小なり不特定多数に開示しなければならないリスクがあるので・・・。

法人でも立ち上げれば問題はなくなるのかも知れませんが、今の状況でとてもそこまで手は出せませんし。


まあそんなわけで、ちょっと前にART-Meterに画家登録をしまして、作品の掲載申請を出してみたところ無事販売を開始できました。





作品の掲載ページはこちら。大きなサイズでご覧になれます。

ART-Meter



今後も技術向上と画風の模索のための練習、研究と並行して、販売向け作品の制作に取り組んでいきますので、よろしくお願いします。


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大体最後はヒゲ。【ミクストメディアで猫を描く。第2弾】10

ラストはヒゲなどのホワイト入れです。

今回は三菱ポンキー、三菱水性ダーマトグラフ、ダーウェントカラーソフトのホワイト系色鉛筆を試験投入してみました。









ピンボケな部分はどれもそれなりに描けましたが、一定以上の白の明るさにするのはどのホワイトも上手くいきませんでした。
特に、インクテンスでこってり厚塗りしたような部分には、どのホワイト色鉛筆も全く使えません。アクリルの下塗りオンリーの部分に限ってギリギリ使える程度です。
先に塗った絵の具のコーティング効果の度合いによって、色鉛筆系のホワイトは性能に制約が出るようです。


くっきりヒゲはブリードプルーフホワイトでほぼ下書きなしで描き込みましたが、やはり見本とのずれが大きくなる。ヒゲの位置決め問題は今後の課題です。
ブリードプルーフホワイトは下地がインクテンスでも問題はなく、アクリルの下地の範囲では、多少ミスってもカッターではみ出しを削ったり水に濡らした面相筆で溶かし直したりすることも可能でなかなか優秀です。

実はペンホワイトも試験的部分的に使ってみたんですが、ブリードプルーフホワイトに比べてややインクテンスの下地を溶かす傾向があり、また透け易いことが判明。
くっきりヒゲ用のホワイトはブリードプルーフホワイトの一強ということになりそうです。



完成にはこぎつけましたが、経験不足や計算違いで思ったような仕上がりになりませんでしたね。今回のデータは今後活用していきたいと思います。

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問題だらけでも進めばゴールは近付くんですよ。【ミクストメディアで猫を描く。第2弾】9

インクテンスの描き込みはほぼ完成しました。









インクテンスに水を入れて暗くしていく方法は、特に暗い部分ではそこそこ良好なんですが、中間明度に抑えなければならない部分だと色鉛筆の描き込み量と濡らし加減が難しく、明度調整が困難です。

また、一度水を使って溶かした部分に再度インクテンスを塗って水濡らしを繰り返してもあまりインクテンスが溶けてこず、必要な暗さにまでならないケースが多発しました。先に塗った色に惑わされてインクテンスの追加塗りが不十分だったのか、あるいは湿気のために水で濡らす前に耐水性に変質してしまったのか?今後注意する必要がありそうです。


あと、濡らした部分を手早く乾燥させるためにドライヤーを当てたら、ブロックの糊付けが一部外れてしまいました。
ヴィフアールブロックの糊付けはちょっと弱いのかも知れない。ドライヤーはあまり多用しないほうが良いかも。

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目的を見失う頃。【ミクストメディアで猫を描く。第2弾】8

インクテンス塗りの続きです。







最も暗い色のバークを使う段階まで来ましたが、塗っても塗っても十分な暗さになりません。望む濃さにはほど遠い段階でしたがいったん切り上げ、水を使ってみることに。

すると、わりといい感じの暗さになってきました。







インクテンスは水で濡らしても筆跡が残りがちなので、色鉛筆のタッチを残し易いのが利点です(一般的には水彩色鉛筆は完全に溶けるほうが優秀、みたいな評価が多いですが)。
とは言え、大きい筆で一気に溶かすとディテールが潰れるので面相筆を使ってのちびちび処理にせざるを得ず、これまた時間がかかります。
また水彩紙の性質上、少量でも一度塗らすと微妙に濡れた状態が続くため、この上から再度インクテンスを塗り重ねようとしても、思うように色が乗らない感じです。インクテンスの再度の塗り重ねは、一度紙を完全に乾かしたほうが良さげです。

インクテンスと荒目の水彩紙の組み合わせでも、2~3回塗り重ねと水濡らしを繰り返せばなんとか必要な暗さ、濃さにはなりそうですが、もともと手軽さと量産効率を期待しての技法だったことを考えれば、手間を増やすのは本末転倒かも知れません。


あと、耳の部分の塗りに想像以上にてこずりましたね。
アクリルでの下塗りにはやや複雑に過ぎるし、透明水彩での塗り込みは、目や鼻であればインクテンスの塗りとは独立に処理できますが、耳はタフト(耳毛)の表現が必要なため、色鉛筆との作業切り分けが必要です。しかしインクテンスによる上塗りをするのなら、下地が水彩では水入れ作業で溶け出してぐじゃぐじゃになる可能性もあります。

耳の塗り方は、改めて考えたほうが良さそうです。

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プロフィール

管理人:
吉 比古 [よし ひこ]
趣味:
猫を描くこと
ひとこと:
モフモフな猫をモフモフに描けるように頑張ります。

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