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よし、絵を描こう。

落ちぶれ貧乏人がお絵描きに挑戦するブログ。猫成分多め。

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時間は大事だよ~。【ミクストメディアで猫を描く。第4弾】9

ヒゲとかをブリードプルーフホワイトで入れたりしてようやく完成。











ヒゲは、あらかじめ塗っておいたチタニウムホワイトの下塗りは結局何の役にも立ちませんでした。ごくうっすら描いた痕跡は透けて見えたものの、それに沿って筆で水を引き、ティッシュで押さえて上塗りの水彩絵具を除去しようとしてもヒゲを白っぽく浮き立たせることは出来ませんでした。
チタニウムホワイトの下塗りの後、アクリルで全面に下塗りを施したために撥水効果がなくなったのかも知れません。



目の粘膜周りの暗色等も水彩で表現してしまったので、予定していたインクテンス入れは中止、完成ということにしました。(また予定が狂ってしまった・・・。)

前の試作ではアクリルの塗りを進め過ぎてインクテンスの出番が少なくなってしまいましたが、今回は完全に出番なしというね。;;

目鼻などのディテールの描き込みは、水彩でもインクテンス(水入れ込み)でも所要時間は大差ない気がする。水彩をあまり使わない工程でやるならインクテンスのほうが手軽ですが、がっつりレベルで水彩を使うならば、その延長でディテールまで塗り進めても効率性は変わらなさそう。


それにしても、新規の画材の投入を避けるなど効率性に配慮したにもかかわらず、今回も時間がかかり過ぎですね。
時短のためには技法レベルからの見直しが必要でしょうが、だらだら試行錯誤を続けるのも気乗りしないし、悩ましいところです。

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小細工は通用しない。【ミクストメディアで猫を描く。第4弾】8

透明水彩のディテール入れを続けます。









目のディテールを塗るにあたって、綿棒を試しに使ってみましたが、使いたい範囲に対して綿棒のサイズが大き過ぎたため意外と使い難かった。もう少しスケールの大きなものを描く場合にはまだ使えるかも知れませんが、綿棒のサイズが固定的なのを考えると、描くもののサイズによって使い道は制約されそうです。

あと、下地が暗いので白の色鉛筆でも使えるんじゃないかとポンキーやダーマトグラフの白でヒゲの下書きを入れてみましたが、色乗りが悪くさほど役に立ちませんでした。

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案外なくても困らないかも。【ミクストメディアで猫を描く。第4弾】7

透明水彩で暗い部分をさらに暗くし、ディテールも入れていきます。









本来色鉛筆で表現するつもりだった毛並みの処理を、結局水彩でフォローしている気がする。ドライブラシをかなり多用しましたが、極力水分を控えることで、先に塗った水彩絵具が溶け出すのを最小限に抑えられました。
ドライブラシの重ね塗りならば、下塗りが水彩でも問題はなさそうです。

耳などは部分的に水引きして塗りましたが、紙表面が脆いためにやたら毛羽立ってしまいました。
下塗りにアクリルを使ったので、こうした部分的な水引きをしても下地が溶け出さないのは計算通りで良好です。


追記ですが、以前ヴィフアールのブロックにドライヤーを当てて乾燥させたら四辺の糊付けが外れてくる問題を指摘しましたが、どうやらドライヤーを使わなくても、全面的な水引きを繰り返すと紙の収縮で糊付けが外れてくるようです。

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究極でもない選択。【ミクストメディアで猫を描く。第4弾】6

色鉛筆入れの続き。今回はカリスマカラーのミネラルオレンジ入れ。









色鉛筆は今回、ソフトタイプ色鉛筆の使用感をテストするのが目的だったので(そしてまだ全然色数が足りないので)ここで切り上げ、透明水彩での毛並み塗りに移ります。









透明水彩は、ホルベインからレモンイエロー、ピーコックブルー、セピア、パーマネントイエローオレンジ、クサカベからポピーオレンジ、W&Nからブラウンマダーを選んできました。

レモンイエローとピーコックブルーは後で目の色を表現するためのものです。猫を描く場合、全体的に地味な色を使うことが多くなりますが、目の色だけは鮮烈な色が使えるので、色選びが楽しいですね。


ヴィフアールは水引きをしても乾燥が早く(紙表面の水分がすぐ失われて、紙の中に染み込んだ生乾き状態になる)、広範囲を濡れているうちに塗り進めるというのはやはり難しい。しっかり濃く塗る前なら、透明水彩でも塗った後で再度刷毛で水引きしても絵具はそんなに流れないようです(ただし背景が白抜きだったりすると無視できないかも知れない)。
ただ一度完全に乾燥してしまうと、改めて十分に水引きするには先に塗った絵具が溶け出すリスクがあるので、部分的なディテール以外の水彩塗りは紙が完全に乾いてしまう前に一気に終わらせてしまう必要があります。

あと、絵具を塗り進めるにつれ色鉛筆のタッチが思いのほか埋もれてしまう。水彩、あるいはアクリルである程度ディテールまで塗り込むのであれば、色鉛筆を使わずとも絵具で毛並みまで表現してもよさそうな気がしてきました。

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効率性とコストは相反するのか?【ミクストメディアで猫を描く。第4弾】5

都合により時間が足りず、ダーウェントカラーソフトのブラウンブラックを入れるのみに留まりました。









想定通りでしたが、荒目の水彩紙にソフト色鉛筆では方向を揃えるような毛並みの表現は難しい。芯先を尖らせれば方向性を与えるのは不可能ではないのですが、高価な色鉛筆をちょっと芯が減るたびにむやみに削りまくるのも抵抗感を感じますね。
本来、細く繊細な線が欲しいならソフトタイプよりハードタイプの色鉛筆が向いていますし比較的安価でもありますし。

スピードを重視するなら、コスト高には目をつぶるしかないのだろうか?


アクリルによるあっさりめの下塗りは、あまり効果的ではありませんでした。アクリルにせよ水彩にせよ、色鉛筆の後で塗り重ねたほうが効率性は良いのかも。

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プロフィール

管理人:
吉 比古 [よし ひこ]
趣味:
猫を描くこと
ひとこと:
モフモフな猫をモフモフに描けるように頑張ります。

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