背景の明度や色合いの調整のため、2~3段目のインクテンス塗りと水入れをします。
2回目以降のインクテンス塗りは、エクストラホワイトの時と同様、塗膜の問題でか1回目に比べて色乗りが悪い気がします。
今回は水を使っていない猫のタッチと雰囲気を揃えるため、背景に3回目のインクテンス入れをします(つまり3回目の水入れはなし)。タッチⅡのシボ目が思ったより荒めだったため、水入れでの塗りムラなどはうまくごまかせたようです。
最後にブリードプルーフホワイトでヒゲを入れて完成です。
独特のシボ目のあるタッチⅡは、このシボ目の個性を生かす前提で使うことを考えたほうが良さげです。色鉛筆で精密かつリアルな絵を描くのはちょっと難しい紙かも知れません。
肝心の白猫を描く用の色揃えについてですが、これまでの試作から大体の見当はついたので、これをベースに都度勘案するという方針が現実的そうです。