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よし、絵を描こう。

落ちぶれ貧乏人がお絵描きに挑戦するブログ。猫成分多め。

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色は色々難しい。【水彩紙ブロックに猫を描く】10

背景の地面を本塗りします。









しかし、青っぽくするつもりが変に緑がかったり、青みの上にオレンジがからせたいのに青っぽいままだったりするなど色調のコントロールに四苦八苦しております。

微妙な色調表現は重ね塗りのほうが有利なんですが、くどいようですが水彩の宿命ってやつで、ある程度濃く塗った上からの重ね塗りは難しいのでどうにもなりません。仕上がりがある程度暗くなるような場合、重ね塗りで溶け出さない程度の薄い下塗りはほとんど意味がないようです。
色合いを出すのでなく、下書き的な使い方ならありだとは思いますが。


水彩で、重ね塗りによらない方法で重ね塗りと同等の表現はできないものなんだろうか?勉強の要ありです。

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毛を生やすのは難しい。【水彩紙ブロックに猫を描く】9

猫の暗い部分を塗っていきます。









当初の思惑では、セピアを冷たい暗色、バンダイキブラウンを暖かい暗色として使い分けるつもりだったんですが、セピアが思ったより暖色寄りだったため、バンダイキブラウンの出番がほとんどありませんでした。

また、どうにかして猫のモフモフ感を出そうと毛並みの表現を頑張りましたが、これがどうにも難しい。平筆でのドライブラシはうまくいかず、毛先の細い筆でちまちま描き込んでいく要領の悪い方法に頼らざるを得ませんでした。

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イカ墨はなんだか気難しい。【水彩紙ブロックに猫を描く】8

猫の本塗りに入ります。









猫はとりあえず顔周りのディテールを先に塗ってガイド的な役割を持たせようとしましたが、それでも具体的な形を取っていくのが難しい。目鼻はわざわざアタリをきちんと取っていたにもかかわらず、正確性は特にアタリを取らなかったこれまでとさほど変わらないレベルで、時間を無駄にしただけという結果に。

セピアを薄塗りすることで下塗りの原色を透かして色味を出そうと思ったのですが、どうもウィンザー&ニュートンのセピアは薄塗りすると粉っぽい感じが出てあまりきれいに発色しない。動物、特に哺乳類の色は、原色の鮮やかさはなくとも汚い色だというわけではないってことですね。

セピアは手っ取り早く暗い色が欲しい時に濃く使う場合は便利なんですが、薄塗りで使う場合は注意したほうが良さそうです。

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ボケ方が大事。【水彩紙ブロックに猫を描く】7

モタモタしているうちに今年もはや後半戦へ。

壁の遠いほうを仕上げます。









ぼやけている遠方の背景は、なるべくまとめ塗りしてぼかそうと思いましたがこれが意外と難しい。いい加減な塗りでは「距離が遠いからピンボケになっている」というのが理解されるようなボケ具合にならない。後からの(ディテールの)加筆や修正は下地が溶け出してぐしゃぐしゃになるため、一気にたたみかける必要があるというのも難易度を上げている気がします。

壁の下半分は結局タイルごとの塗り分けにしましたが、結果、上半分のボケ具合との不自然な差異が出てしまいました。

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人はなぜ同じ過ちを(ry【水彩紙ブロックに猫を描く】6

背景の壁を本塗りします。相変わらず明暗のコントラストがうまく取れません。

もはや恒例の全体→寄り→顔アップのコンボ画像。









塗り方自体は従来とほとんど同じなため、仕上がりも従来通りで上達の痕跡も窺えない。色数を増やし、混色による色調の不安定さを解消しようと目論んだにもかかわらず、タイルごとに色調が異なってしまうという、かつて犯した過ちをまたも繰り返すデジャブー。

アクリル絵具のように重ね塗りを繰り返すことができれば色調の統一はやり易いんですが、一発勝負に近い水彩はこのあたりどうしても不利なようです。

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プロフィール

管理人:
吉 比古 [よし ひこ]
趣味:
猫を描くこと
ひとこと:
モフモフな猫をモフモフに描けるように頑張ります。

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