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よし、絵を描こう。

落ちぶれ貧乏人がお絵描きに挑戦するブログ。猫成分多め。

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暗中模索(ますます暗いほうへ)。【ミクストメディアで猫を描く。第3弾】4

アクリルの下塗りを続行中。









ディテールを整えつつ中間の暗さの色を塗り重ねていきます。しかしこの過程で、縞模様の明暗が均一化してしまい、塗り分けるのが難しくなってしまいました。

先に縞模様を濃いめには塗っておいたんですが、塗り進めていってもどうしても不十分な暗さに留まってしまう。透明度の高い暗色しかないので、必要な暗さに持っていくのに何度も塗り重ねなければならないのです。

前の試作で、インクテンス塗り前の下塗りが不十分で淡く薄っぺらい仕上がりになったので、今回はアクリルの下塗り段階でかなりのレベルまで塗ってしまおうと思ったのですが、全体的に彩度が低くなり、ともすれば汚い感じになってしまうのが気になります。

中間明度の色を、汚い感じにならないようにしつつどう表現するのが良いか、一度ちゃんと考えたほうが良さげですね。

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繰り返すだけでは問題は解決しない。【ミクストメディアで猫を描く。第3弾】3

アクリル絵具で下塗りを開始。









耳や顔のディテールを追加。








以前の試作で用いたネイプルスイエロー、ライトレッド、ウルトラマリンブルー(以上ホルベインアクリラ)、トランスペアレントレッドオキサイド、キナクリドンバーントオレンジ(以上ターナーゴールデンアクリリックス)の組み合わせで進行しましたが、どうも今ひとつ思うような色が出せません。

特に、微妙に紫がかったような、薄く鈍いオレンジ(それでいて暗くない)のような色は表現し難い。通常の白紙上では紫に発色しても、ナチュラル色の水彩紙上では紫色が出ないでオレンジ(黄色)が強くなってしまう。

トランスペアレントレッドオキサイドが、濡れている間は鮮やかなオレンジ色に発色するのに、乾くと鈍く茶色がかってしまうのも気になります。

過去の経験に倣うのでなく、その時その時で使う色を考えて選んだほうがいいのだろうか・・・?その分時間も手間も増えそうだけど。

暗色を一気に必要な暗さに持っていくのも相変わらず難しく、新しく不透明な暗色を導入した方がいいかも。

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三歩下がって二歩進む。【ミクストメディアで猫を描く。第3弾】2

まずはヴィフアール荒目のF4ブロックに下書きから。







下書き工程の効率化のため、まずコピー用紙の一面をアーテレーズのセピアで塗り潰したカーボン紙を作り、見本の画像を印刷した紙と重ねて三菱No.880色鉛筆(どこの文房具売り場でも売ってるアレ)でなぞって転写するやり方を試しました。


んが、いくつか問題が発覚。水彩紙ブロック上でのこうした転写方法は、下地が柔らかめなためにカーボンがうまく転写されず、しかも下手すると紙面上になぞった痕跡の「わだち」が出来る。また、カーボン紙のアーテレーズが紙面の余分な箇所を汚すことも多い。
No.880でなぞったのは、転写済みの範囲を分かり易くするためと、No.880の描き心地が滑らかで書き易いと言う理由からですが、芯の減りが思ったより早く、芯の尖り具合で転写結果に差が出てしまいます。

しかもこの転写作業だけでは下書きとしては不完全で、結局アーテレーズでレタッチを行いました。


やってみて思ったのは、「普通に原画を見て描き写すやり方で十分じゃね?」と言うことです。;

アーテレーズの定着性が弱いので、転写用のカーボン紙としては使えそうに思えたのですが、その分余計な場所までちょっと擦れただけで色が付いてしまう。紙表面が脆く極力消しゴムかけを抑えたいヴィフアールでこの欠点は致命的です。
結局、高価なアーテレーズの塗り潰し損になっただけと言うね。


あと、消しゴムかけについてですが、ヴィフアールは紙面が特に荒れ易いので練り消しを使うのがよろしかろうと思っていたんですが、よほど広範囲に消すのでなければ、普通のプラ消しのカドを使って必要最低限の範囲のみ消すようにしたほうが紙への負担が少ないことが判明しました。

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懲りずにチャレンジ。【ミクストメディアで猫を描く。第3弾】1

タイトル通り、オレ的ミクストメディアシリーズ第3弾です。


前回は、実用的な技法や工程を確立するためのデータを取ることが目的でしたが、それを基にあと2回ほどテストしてみて技術のマスターと工程の確立を目指します。
(予定は未定。)

なので新規の画材は原則投入せず、過去に使用実績のあるもののみでやります。
技術面や工程面では、「こうしたほうがより効率的、効果的」と思われるアイデアを逐次盛り込んでやっていくつもりですが。

モチーフは「pro.foto」さんから拝借した画像を若干デジタル加工して使います。
作業経過は次回から公開です。

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プロフィール

管理人:
吉 比古 [よし ひこ]
趣味:
猫を描くこと
ひとこと:
モフモフな猫をモフモフに描けるように頑張ります。

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