なんでゴツゴツな壁なんか描いてるんやろ・・・。
しかし、ここまで描いたからには最後まで描かないことには完成しない。肝心の猫と同等以上の時間をかけて黙々と描き込みを続けます。
それにしても、わざわざ下塗りをしておいたというのに、本塗りの色が濃く暗いためほとんど無意味化しておりますね。仕上がりに合わせて、下塗りの濃さももう少し考えて調整する必要がありそうです。
が、水彩ではあまり濃いめに下塗りしても本塗りで溶け出してしまうので、単純に濃く塗るというわけにもいきません。これも一考の要ありです。
もはや猫より主役な感じの背景をようやく描き上げ。
しかし、なんだろう。このパッとしない感じ?
色彩学的なところを考えず、ただ元画像を描き写す感じで進めたせいだろうか?
まあ色調だけを取っても元画像とはかけ離れていますが。
猫の落ち影部分は一段暗くなっているため、絵具を塗り重ねて濃くしようとしたのですが、筆先で撫でるような塗り方をすると下塗りが溶けて筆のほうに戻ってしまい、ちっとも暗くならない。点描のような手法で、絵具を塗るというより置いていく感じでやってみました。
それで暗くすることはできたのですが、点描のタッチが他の塗り方の部分と違和感かも。
水彩って想像以上に塗り重ねが難しいですね。
次回で仕上げる予定です。たぶん。