さっそくいつものセリアのスケブに、いつものポイントグリッドを打って(A4サイズの半分、つまりA5サイズで描いてます)、みかんいろで胴体部分から描き出します。
これをメインに、だいだい、うすだいだい、おうどいろ、ちゃいろ、こげちゃ、ももいろで描き進めました。
仔猫は、ふわっと感を出すためにこってり塗り込むのでなく、淡く紙の下地が見えるような軽い塗り方(48色ワックスクレヨンの時と同じような感じ)でやってみたんですが、結果として重ね塗りや混色が難しくなり(後から色を重ねようとしても滑って色が乗らない)、表現したい色が出せなくなってしまいました。
しかもこの描き方では、パステルの時のようなブレンディング技法もほとんど使えない。結局、以前使った48色ワックスクレヨンの時と大差ない仕上がりに。
そこで背景は、猫とは描き方を変えて、こってりしっかり塗り込むスタイルを試したんですが・・・結果はあばばばでした。;;;
前のワックスクレヨンに比べるとまだ使えるほうだとは思いますが、パステルの時のようなブレンディングをやってもあまりうまく色は混ざりません。
しかも塗り重ねを繰り返すと先に塗ったクレヨンの層が剥がれてくるという、想定外の事態に。
クレヨンの特質から言って、もともと精密な描写向けではないですね。考えるまでもない話ではありますが。
かなり大きめの紙サイズで、カラーでクロッキー(もしくは落書き)するような使い方ならアリかも知れません。
ワックスクレヨンに比べて色乗りは良いので、細かいことにこだわらない塗り方であれば、ストレスも少ないんじゃないかとは思います。