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よし、絵を描こう。

落ちぶれ貧乏人がお絵描きに挑戦するブログ。猫成分多め。

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エクストラホワイト細目とホルベイン・アーチスト色鉛筆を使ってみる。【画材研究】1

前回までの試作で、白猫を塗るのに必要な色が割り出せたような(気がする)ので、今回はホルベインの不足分を揃えて完全版とするべく再々挑戦することにしました。
ただファーバーカステルで使った色のほとんどはホルベインで代替することは難しいことが判明。作業の効率化のため使用色の数を減らすつもりでしたが、追加分との相殺で大して変わりませんでした。


紙はエクストラホワイト細目を使ってみることにしました。過去使ったエクストラホワイトは荒目と極細目で両極端な結果になったので、その中間なら良い結果がでるかも?という安直な期待からです。
エキストラホワイト細目は、同荒目に比べると表面は(シボ目は無論荒目よりは控えめだがわりと目立つ)ソフトな感じで、描き心地やシボ目の感じなどはホワイトワトソン中目に近いように思います。水彩画にはちょうど良さげですが、色鉛筆には厳しいかな、という気がします。


同じモチーフで制作開始。下書きは当初アーテレーズを使っていましたが、思いのほか描き難いことが判明。線がシャープにならずぼやけた感じに広がるうえ、狙った位置から微妙にずれた位置に描かれてしまいます。下書きと言えど目の描き入れには精度が必要なため、たまたまミントブルーのカラーシャープを持っていたことを思い出して追加で使用。それでも色乗りのコントロールは難しく、紙の厚さがあるのとシャー芯の硬さとで筆圧が高いと轍ができやすいことから、作業の困難さを解消するには及びませんでした。


下書きの後はインクテンスで背景を入れていきます。これまでと同様、猫の外郭を縁取るように塗っていきます。

猫の縁取りに関しては、過去に使用したエクストラホワイト荒目やタッチⅡと比べてもシャープなエッジは出し難い気がしました。エクストラホワイト荒目ではシボ目の荒さを利用してシャープ感を表現できたし、タッチⅡはシボ目は強めであるものの、紙面が平滑だったためか精度を出せたのに対し、このエクストラホワイト細目は、頑丈なティッシュペーパーに色鉛筆で描いているような感じで、ふわっとしたボカシは良いが、シャープなエッジを色鉛筆で表現するのは向いてない紙面のようです。インクテンスの色乗り自体は良好ですが、シボ目が比較的荒いので目を埋めるのはやや手間取ります。








背景のインクテンスの使用色は以下の通りです。

・ベークドアース
・ウィロー
・タン
・バーントオレンジ
・サドルブラウン
・オーク
・ダークチョコレート
・ビーチグリーン
・スプリンググリーン
 


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