いつものように例の仔猫さんを描いてみましたが、申し訳ないが、今回なぜか途中経過を記録し忘れたので完成品のみの画像になります。
顔のアップ。
使用した色一覧です。左が基本色セット、右が補助色セットから。思ったより少なくて済みました。
前編で列記したように、パステルは画材そのものの扱いにめんどくさいところがありますが、使ってみるとなかなかいい感じに仕上がりました。
上手い人はパステルで超絶リアルな動物を描いたりしていますが(実際には多くの場合、パステルペンシルというものを使っているみたい)、自分のような初心者ですら猫の毛並みのふわっと感が表現できるのはすごい画材だと思います。
コツとしては、混色したり境界をなじませたりしたい場合に、明るい色の上から暗い色を塗り重ねるブレンディングを活用することですかね。
逆に、淡い色、かなり明るい色が欲しい時は、その色に一番近い色をうっすら塗ってから白をブレンディングしてやれば色を薄くすることが出来ます。
最初、白なんて使い道ないだろ・・・とか思っていた自分が浅はかでありました。^^;
取り扱いには注意を要しますが、猫を表現する分には魅力的な画材だと思います。
完成品の保存性に難があるのが残念ですが、これはパステルの宿命でしょう。自分は持っていませんが、フィキサチーフという定着剤もあるようです。