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よし、絵を描こう。

落ちぶれ貧乏人がお絵描きに挑戦するブログ。猫成分多め。

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ファーバーカステル(本家)の色鉛筆を使ってみる。【画材研究】2

初体験になります本家ファーバーカステルの色鉛筆で猫を描きますが、今回はもうひとつ、新機軸がございます。


それがコレ。↓





ブリストル・スムースパッドとか言うやつです。


色鉛筆画家の情報を集めてみると、リアル系の絵を描く人は、国内ではケント紙(特にmuse社のKMKケント)、海外ではこのブリストルという紙がよく用いられているらしいとわかりまして。

ケント紙は自分にとってもなじみのある紙なのでわかるんですが(ケント紙に色鉛筆で絵を描いたことはありませんが)、ブリストルってどんなんやろ?と思い、今回ついでに購入してみました。


で、中身を検めてみますと、まあ要するに、ケント紙の海外版でございました。

向こうではこの手の紙を「ケント紙」ではなく「ブリストル」って呼んでるらしいですね。「ケント紙」は日本独自の呼び方のようです。

スムースパッドと言うだけあって、表面は非常にツルツルしています。平滑ですが、変に光沢があるわけでもなく絵を描く用としては良さげに見えます。

特筆すべきはその厚みで、270g/㎡となっていますから、muse社のケント紙の#250(実際は225(おそらく単位はg/㎡)らしい)と比べてもだいぶ厚いと思います。




ではさっそくファーバーカステルを使う・・・前に下ごしらえ。


ポイントグリッドを打ち、アーテレーズのセピアとキャメルで目、鼻、口、耳の下書きを入れます。

前に、仕上がりが黒っぽくなるような部分はシャーペンで、とかほざいたような気がしますが、シャーペンはテカリや筆跡のわだちが出る恐れがあることがわかり、全面的にボツになりました。






ちなみにブリストルにファーバーカステルを試し塗りしたのがこちら。





アーテレーズで下書きしてみた感想としては、ケント紙特有のツルツルさのためか、筆圧軽めで描いたためかわかりませんが、発色はそれほどぱっとしない感じ。かなり芯を尖らせても紙面が滑るためか色乗りが弱く、線描でさえぼやけた感じになります。

ポリクロモスとアルブレヒトデューラーで面塗りしてみた感じだと、ケント紙と言っても微妙にシボ目というか紙目はあって、芯を尖らせていない状態で塗ると下地がわりと残りがちです。強く塗ればかなり下地は埋められますけれども、色によっては筆跡の塗りムラが目立つ気がします。


結局、今回は肝心の猫を描くところまでいかず。次回に持ち越しです。

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